“あわばたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
粟畑50.0%
粟畠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠州の山の中のある村では、百姓が粟畑あわばたけの夜番をするのに困って、もしこの畑の番をして、鹿猿に食わさぬようにして下されば、後に粟の餅をこしらえて上げましょうと、石地蔵に向っていいました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
または背中を一つ打ったら正気がついたというふうで、若い衆やよい年輩の親爺までが、夜どおし近所の人々に心配をかけ、朝になって見ると土手の陰や粟畠あわばたけのまん中に
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)