“あれにわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
荒庭66.7%
荒園33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前にも云った様に、彼のK町の家には、広い荒庭あれにわがあったので、車庫を建てるのも、少しも面倒がなかった。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
三坪ほどの荒庭あれにわに見るべきものは一本の梧桐を除いてはほかに何にもない。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
町の角に、住む人もない荒園あれにわがある。おまえ達はそこへ忍び込んで、うまこく(午前十一時—午後一時)から夕方まで待っていろ。そうすると七つの物がはいって来る。