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ありふさ
ふりがな文庫
“ありふさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
在房
50.0%
有房
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
在房
(逆引き)
いましも、式部の権ノ大夫
在房
(
ありふさ
)
を先に、宮は大廊下の中ほどまで歩まれてきたが、何か、一抹の不審にハッとその御眉は吹き
研
(
と
)
がれたかのようだった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宮の足もとを
脂燭
(
ししょく
)
で照らしながら、かがみ腰で先にあるいていた式部の権ノ大夫
在房
(
ありふさ
)
は、中坪へ面する廊へかかると、雪がうッすらと通り道にまで吹きこんでいるところもあったので、そのたびには
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、宮はふと、
在房
(
ありふさ
)
の影をよびとめて
佇
(
たたず
)
まれた。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ありふさ(在房)の例文をもっと
(1作品)
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有房
(逆引き)
その翌年の八月には、
有房
(
ありふさ
)
が生れ、はやくも四十九歳になった親鸞は、京にのこしてある長男の範意をあわせると、ちょうど五人の父となったわけである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
裏方は、
有房
(
ありふさ
)
に乳をふくませながら、その他愛ない子と自然の父とを、幸福そうにながめていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ありふさ(有房)の例文をもっと
(1作品)
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