“あぶはち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虻蜂94.1%
蝱蜂5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんなにしてくれなくってもいいのに」——こうわたしが言う——「それじゃ虻蜂あぶはち取らずになる。僕は独りで通れるから」
やはり日本の食料が減って虻蜂あぶはちとらずになるから、いままで通り七分きばかり食べたらどうだい、といましめてみた。
うむどん (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
ぢらすのは罪といふものだ。え。卓一さん。はぢらひも時によりけりだ。ここはあんたのはまり役さ。え。きいただけでも嫉けるね。もう二十年若けりや、俺が出陣するところさ。畜生め。蝱蜂あぶはちとらずの丸損役が俺様だ