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『うむどん』
ふりがな文庫
『
うむどん
(
)
』
物が高くなって、くらしに骨が折れてきたのは私の家ばかりではあるまい。どこでも、同じであると思う。殊に、私の家庭のように田舎から出てきたものには、それが一倍身にこたえるのである。 家内も、子供も野菜が好きだ。山国にいたころの家族は、お正月とか …
著者
佐藤垢石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
搗
(
づ
)
上
(
かみ
)
麺包
(
ぱん
)
何処
(
どこ
)
虻蜂
(
あぶはち
)
饂飩
(
うどん
)