“あびこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
我孫子80.0%
吾孫子10.0%
安孫子10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
布川ふかわから布佐ふっさへ、それから中峠なかびょうから我孫子あびこへ出て行く竜次郎の見込みで有ったので、市崎から、椎塚下しいづかした、畑や田の間の抜路々々と急いだので有った。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
じつは、あのお納戸役吾孫子あびこ殿の娘御お加世どのは、誰の手に落ちるかと、われわれ一統、手に汗握る気持ちで眺めておったのだ。自薦運動も大分猛烈だったからな。
稲生播磨守 (新字新仮名) / 林不忘(著)
安孫子あびこ君の報道でみると、倫敦ロンドンの商業会議所ではエスペラントを書記の必須科目にしてゐるさうだ、又黒板博士の話では倫敦の或るステーションにはエスペラントのガイドが居ると云ふ
エスペラントの話 (新字旧仮名) / 二葉亭四迷(著)