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あのごおり
ふりがな文庫
“あのごおり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
安濃郡
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安濃郡
(逆引き)
五百はすぐに
中臈
(
ちゅうろう
)
にせられて、殿様
附
(
づき
)
と
定
(
さだ
)
まり、同時に奥方
祐筆
(
ゆうひつ
)
を兼ねた。殿様は伊勢国
安濃郡
(
あのごおり
)
津の城主、三十二万三千九百五十石の藤堂
和泉守
(
いずみのかみ
)
高猷
(
たかゆき
)
である。官位は
従
(
じゅ
)
四位侍従になっていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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