“あせも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汗疹57.1%
汗疣28.6%
汗腫14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親戚から送って貰った桃の葉で僅かに汗疹あせもを凌いだこと、遅くまで戸も閉められない眠りがたい夜の多かったこと、覚えて置こうと思うこともかなり多いと書いて見た。
秋草 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今ははげしい汗疣あせもが、背から胸、胸から太股ふとももと全身にかけて皮膚を犯していた。
(新字新仮名) / 島木健作(著)
勝家の皮膚には、汗腫あせもに似たものがいっぱいできていた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)