“あこうづ”の漢字の書き方と例文
語句割合
赤生津100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがこの夏のはじめに、遠田郡小里村と、登米郡赤生津(あこうづ)村とのあいだで、地境のあらそいが始まり、ひどくもめているというのです。
「いや、赤生津(あこうづ)と小里村はこのうしろに当りますし、深谷は向うに見えるあの」と兵庫は東南を指さした、「あれが旭山ですが、あの山の向うにあるのです」
そのうちの二カ所、登米郡赤生津(あこうづ)と遠田郡小里村の件は、安芸の譲歩によって落着したが、式部はそれで味を占めたように、桃生(ものお)郡の深谷でまた問題を起こした。
伊達安芸(あき)と伊達式部との、領地の境界の争いは、遠田郡小里村、登米郡(とめごおり)赤生津(あこうづ)村、桃生(ものお)郡深谷、という三カ所で起こっていて、甲斐はその現地へ、内検分にでかけた。
ところが、涌谷のほうでは逆に、こちらで地境を侵していると云いだし、桃生郡(ものおごおり)深谷と、遠田郡の小里村、また登米郡の赤生津(あこうづ)の三カ所について、こちらの不法を挙げて来た、と式部は云った。