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あこうづ
ふりがな文庫
“あこうづ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
赤生津
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤生津
(逆引き)
それがこの夏のはじめに、遠田郡小里村と、登米郡
赤生津
(
あこうづ
)
村とのあいだで、地境のあらそいが始まり、ひどくもめているというのです。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「いや、
赤生津
(
あこうづ
)
と小里村はこのうしろに当りますし、深谷は向うに見えるあの」と兵庫は東南を指さした、「あれが旭山ですが、あの山の向うにあるのです」
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そのうちの二カ所、登米郡
赤生津
(
あこうづ
)
と遠田郡小里村の件は、安芸の譲歩によって落着したが、式部はそれで味を占めたように、
桃生
(
ものお
)
郡の深谷でまた問題を起こした。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
伊達
安芸
(
あき
)
と伊達式部との、領地の境界の争いは、遠田郡小里村、
登米郡
(
とめごおり
)
赤生津
(
あこうづ
)
村、
桃生
(
ものお
)
郡深谷、という三カ所で起こっていて、甲斐はその現地へ、内検分にでかけた。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ところが、涌谷のほうでは逆に、こちらで地境を侵していると云いだし、
桃生郡
(
ものおごおり
)
深谷と、遠田郡の小里村、また登米郡の
赤生津
(
あこうづ
)
の三カ所について、こちらの不法を挙げて来た、と式部は云った。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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