“あきびより”の漢字の書き方と例文
語句割合
秋日和100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ポカポカする秋日和あきびより頬冠ほおかむりは少し鬱陶うっとうしいが、場所柄だけに、少し遅い朝帰りと思えば大して可笑おかしくはありません。
砂や小石は多いが、秋日和あきびよりによく乾いて、しかも粘土がまじっているために、よく固まっていて、海のそばのようにくるぶしを埋めて人を悩ますことはない。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「あ、あ、秋日和あきびよりで、菅公なぞはハイキングとしゃれてるのに、朝から夫婦喧嘩か、こっちが厭になるよ。——伸ちゃんもお出でッ、襯衣買ってやるよ」
泣虫小僧 (新字新仮名) / 林芙美子(著)