“あおぐも”の漢字の書き方と例文
語句割合
青雲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず青雲あおぐもを望み見るこころと、学窓への愛がその衷になければならぬ。近時ジャーナリストの喧声はややもすれば学園を軽んじるかに見える。
学生と生活:――恋愛―― (新字新仮名) / 倉田百三(著)
まるで一ひらのの葉のように、見る見る黒犬は空へ舞い上って、青雲あおぐもの向うにかくれている、遠い生駒山の峰の方へ、真一文字に飛び始めました。
犬と笛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)