“あいくさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
藍草100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藍草あいくさの汁をしぼったように、水っぽい夕闇が四囲あたりをこめてきた。しょくの影が、深殿の奥から揺れてきた。法皇のおすがたらしい影が、側近の人々の黒い影にかこまれて、おくつ御足みあしをかけている。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)