トップ
>
『文明の強売』
ふりがな文庫
『
文明の強売
(
ぶんめいのきょうばい
)
:
(断じて不正なり)
(
(だんじてふせいなり)
)
』
○野蛮時代には腕力の強きもの勝ち、文明の世には正義なるもの勝つ。今日世界に於て文明と自称する列国は、皆野蛮から文明に遷る過渡の時代にあるもので、一方には腕力の極点なる戦備を維持し、又一方には正義を口にし人道を鼓吹しつゝある。我国の如きも近く …
著者
大石誠之助
初出
「平民新聞 第二一号」1904(明治37)年4月3日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
悪
(
に
)
仮令
(
たと
)
埃及
(
エジプト
)
疚
(
やま
)
終
(
つい
)
苟
(
いやしく
)
軍
(
いくさ
)
阿
(
おもね
)