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『赤倉』
ふりがな文庫
『
赤倉
(
あかくら
)
』
白樺の一本見えて妙高の 野ははろばろと雲につづけり 妙高のふもと三里の高原 赤倉の野は雲につづく 夕べ静かなるおもいを抱いて わたしは野におり立って見る 茅の間に踏みわけられた径が いつ迄も続いて 所々が灌木の叢にかくされている 風にそよぐ …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「理学部会誌 第2号」1925(大正14)年5月21日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
もと
)
叢
(
むら
)
径
(
こみち
)
疲労
(
つか
)
二月
(
ふたつき
)
和
(
なご
)
硝子
(
ガラス
)