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『天地創造の話』
ふりがな文庫
『
天地創造の話
(
てんちそうぞうのはなし
)
』
天地創造の話というと、たいへん大袈裟なことになるが、一昨年即ち昭和十九年の夏から、北海道の片隅で、そういう異変が現実に起きているのである。 今まで鉄道が通り畑が耕されていたただの平地であった所が、毎日二十センチくらいの速さで隆起して来て、人 …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学
初出
「婦人公論 四月再生号」中央公論社、1946(昭和21)年4月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
犇
(
ひしめ
)
長流
(
おさる
)
代赭
(
たいしゃ
)
壮瞥
(
そうべつ
)
展
(
ひら
)
摧
(
くだ
)
繞
(
めぐ
)
較
(
くら
)
轟
(
とどろ
)
靡
(
なび
)