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『詩壇への抱負』
ふりがな文庫
『
詩壇への抱負
(
しだんへのほうふ
)
』
今までの詩(新体詩)は熱つぽいと思ふ。それはつまり様々の技法論が盛んで、分析的な気持が強かつたからであると思ふ。私は今度はじめてさういふ気持を味はつた。つまり子供の時のやうな気持に帰つた。つまり水が低きにつく如く、花がひそやかであるが如き気 …
著者
中原中也
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「都新聞 第一七六四五号」1936(昭和11)年12月22日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
むなし
)
却
(
かえつ
)
尠
(
すくな
)
帰依
(
きえ
)
性質
(
たち
)
慄
(
ふる
)
扨
(
さて
)
技
(
わざ
)