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『四葉の苜蓿』
ふりがな文庫
『
四葉の苜蓿
(
よつばのうまごやし
)
』
夏に先立つて、村の會堂の廣場には辛夷の木に眞白い花が咲く。まだ會堂に閉されてゐて、その花の咲いてゐる間、よくその木のまはりで村の子供たちが日曜日など愉しさうに遊んでゐる。その花が散つて、すつかり青葉になつた頃、その村に夏を過しに來た人々がそ …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新女苑 第五巻第十号」1941(昭和16)年10月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
うつ
)
顫音
(
トリロ
)
傾
(
かし
)
心象
(
イメエジ
)
怯
(
おび
)
苜蓿
(
うまごやし
)
跫音
(
あしおと
)
辛夷
(
こぶし
)