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『きもの』
ふりがな文庫
『
きもの
(
)
』
着ものをきかへようと、たたんであるのをひろげて、肩へかけながら、ふと、いつものことだが古への清少納言のいつたことを、身に感じて袖に手を通した。 それは、雨の降るそぼ寒い日に、しまつてあつた着るものを出してひつかけると、薄い汗の香が鼻をかすめ …
著者
長谷川時雨
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
定法
(
じやうはふ
)
目標
(
めあて
)
絎
(
ゆき
)
茶袋
(
ちやふくろ
)
裸身
(
はだか
)
一機
(
ひとはた
)
幅
(
はば
)
故父
(
ちち
)
香
(
か
)
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