マイクロフォン「新青年」一九三三年七月「しんせいねん」せんきゅうひゃくさんじゅうさんねんしちがつ
久しぶりの大下宇陀児の発表「画家の娘」を読んだ。自分としては失望する。ビーストンにだって駄作が交っているんだから、無理もない。しかし堪念に女学校用探偵小説を書きつづけている大下宇陀児を愛する。 甲賀三郎が窒研をやめてからのちに発表するものは …
作品に特徴的な語句
さら ただ 矢張やは
題名が同じ作品