マイクロフォン「新青年」一九二八年一一月「しんせいねん」せんきゅうひゃくにじゅうはちねんじゅういちがつ
小酒井不木氏の「見得ぬ顔」は単なる探偵小説のための探偵小説で無い処が私には嬉しいと思われました。法律に対する完解、人間の好悪感に就いての意見、わけても最後の庄司弁護士の心持などには鋭い深い氏の物の見方が窺われました。従来やや自己韜晦の気味に …
作品に特徴的な語句
ところ
題名が同じ作品