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『怪談会の怪異』
ふりがな文庫
『
怪談会の怪異
(
かいだんかいのかいい
)
』
震災の前であった。白画堂の三階で怪談会をやったことがあった。出席者は泉鏡花、喜多村緑郎、鈴木鼓村、市川猿之助、松崎天民などで、蓮の葉に白い強飯を乗せて出し、灯明は電灯を消して盆燈籠を点け、一方に高座を設けて、譚をする者は皆その高座にあがった …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何人
(
だれ
)
譚
(
ものがたり
)
強飯
(
こわめし
)
歿
(
な
)
点
(
つ
)
緑郎
(
ろくろう
)
詞
(
ことば
)
鼓村
(
こそん
)