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『雪景色』
ふりがな文庫
『
雪景色
(
ゆきげしき
)
』
滝は、あまり創作(小説)のことばかり想つてゐるのが重苦しくなつたのでスケツチ箱をさげて散歩に出かけた。——石段を降つて、又ひよろ/\と降つて行く海辺へ近い松林の中途であつた。彼は、風景よりも人通りを気にして小径を出はずれると頭につかえる松の …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋 第五巻第九号」文藝春秋社、1927(昭和2)年9月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
鈍
(
のれ
)
如何
(
どん
)
絶
(
き
)
明日
(
あした
)
船歌
(
ナンシー・リー
)
他人
(
ひと
)
餌
(
えさ
)