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『小犬』
ふりがな文庫
『
小犬
(
こいぬ
)
』
村のとほりにそうた、青い窓とびらのついた小さな家に、気どりやの、そのくせ、お金にかけては、をかしなほどこまかな、おばあさんが、女中と二人で、ひつそりとくらしてゐました。 二人は、家のまへの小さな庭へ、いろんな野菜ものなぞをつくつてゐました。 …
著者
鈴木三重吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1926(大正15)年9月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
一
(
ひ
)
二
(
ふ
)
家
(
うち
)
或
(
ある
)
汁
(
しる
)
深皿
(
ふかざら
)
狐
(
きつね
)
畠
(
はたけ
)
皿
(
さら
)