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『千本木川』
ふりがな文庫
『
千本木川
(
せんぼんぎがわ
)
』
裏の山から出て、私の村の中ほどをよこぎつて、湖水へ流れこむ川を、千本木川といひました。千本木川——どうして、そんな名まへがついたのでせう。私の幼いころの記憶では、川ぶちに目立つほどの木もなかつたと思ひましたが—— この千本木川の岸に沿つて、 …
著者
土田耕平
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
川
(
がは
)
本
(
ぼん
)
恐
(
こは
)
木
(
ぎ
)
淵
(
ふち
)
私
(
わたし
)
葭
(
よし
)