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『段梯子の恐怖』
ふりがな文庫
『
段梯子の恐怖
(
だんばしごのきょうふ
)
』
「探偵趣味」第四号の配達された日、私を訪ねた友人Fは、室にはいるなり、 「もう来たかね?」といって、机の上にあった雑誌を、いきなり取り上げて、ページを繰り始めた。彼はことし三十七歳の独身の弁護士である。 「その十四ページを見給え、編集当番の …
著者
小酒井不木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「探偵趣味」1926(大正15)年2月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
媒酌
(
ばいしゃく
)
爾来
(
じらい
)
罹
(
かか
)
聊
(
いささ
)
聟
(
むこ
)
足音
(
あしおと
)
辷
(
すべ
)