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『提灯』
ふりがな文庫
『
提灯
(
ちょうちん
)
』
八月の中比で国へ帰る連中はとうに帰ってしまい、懐の暖かな連中は海岸へ往ったり山へ往ったり、東京にいるのは金のない奴か物臭か、其のあたりのバーの女給にお思召をつけている奴か、それでなければ僕等のように酒ばかり飲み歩いている奴ばかりなのでしたよ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
己
(
じぶん
)
比
(
ごろ
)
温
(
ぬる
)
何人
(
だれ
)
前
(
さき
)
数多
(
たくさん
)
自己
(
おのれ
)
題名が同じ作品
提灯
(新字旧仮名)
/
田中貢太郎
(著)