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『人蔘の精』
ふりがな文庫
『
人蔘の精
(
にんじんのせい
)
』
これは人蔘で有名な朝鮮の話であります。其の朝鮮に張と云う人がありました。其の張は山の中や野の中を歩いて人蔘を掘るのが稼業でありました。ぜんたい人蔘というものは、山の中や野の中に自然に生えて、二十年も三十年も経った古いものでなくては体に利き目 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徐
(
しずか
)
己
(
じぶん
)
嬰児
(
あかんぼ
)
容
(
さま
)
黎明
(
よあけ
)
啖
(
く
)
某日
(
あるひ
)