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『漱石の「行人」について』
ふりがな文庫
『
漱石の「行人」について
(
そうせきの「こうじん」について
)
』
「吾輩は猫である」が明治三十八年に書かれてから、「明暗」が未完成のままのこされた大正五年まで、十二年ほどの間に漱石の文学的活動は横溢した。円熟した内面生活の全幅がこの期間に披瀝されたと思う。同時に、作品のどれもが、人生と芸術とに向う態度、テ …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮」1940(昭和15)年6月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
抵抗
(
たわい
)
亡
(
うしな
)
夫
(
おっと
)
妾
(
わたし
)
暖簾
(
のれん
)
邪
(
よこしま
)
靨
(
えくぼ
)