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『小説の面白さ』
ふりがな文庫
『
小説の面白さ
(
しょうせつのおもしろさ
)
』
小説と云うものは、本来、女子供の読むもので、いわゆる利口な大人が目の色を変えて読み、しかもその読後感を卓を叩いて論じ合うと云うような性質のものではないのであります。小説を読んで、襟を正しただの、頭を下げただのと云っている人は、それが冗談なら …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「個性 第一巻第三号」1948(昭和23)年3月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
醒
(
ざま
)
俄
(
にわ
)
訊
(
たず
)
或
(
ある
)
曰
(
いわ
)
潰
(
つぶ
)
縷々
(
るる
)
襟
(
えり
)