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『蛋白石』
ふりがな文庫
『
蛋白石
(
たんぱくせき
)
』
劇場の廊下で知り合いになってからどう気が向いたものか肇はその時紹介して呉れた篤と一緒に度々千世子の処へ出掛けた。 千世子は斯うやってちょくちょく気まぐれに訪ねて来る青年に特別な注意は、はらわなかった。 けれ共相当の注意を無意識の裡に呼び起こ …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約25分(500文字/分)
朗読目安時間
約41分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
日光
(
ひ
)
□□
(
二字分空白
)
光線
(
ひかり
)
処女
(
むすめ
)
女
(
ひと
)
手蹟
(
て
)
他人
(
ひと
)
本虫
(
しみ
)
欠伸
(
あくび
)