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質素
ふりがな文庫
“質素”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じみ
48.6%
しつそ
25.7%
しっそ
14.3%
ぢみ
5.7%
しそ
2.9%
ひっそり
2.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じみ
(逆引き)
晩方少し
手隙
(
てすき
)
になってから、新吉は
質素
(
じみ
)
な晴れ着を着て、古い鳥打帽を被り、店をお作と小僧とに
托
(
あず
)
けて、和泉屋へ行くと言って
宅
(
うち
)
を出た。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
質素(じみ)の例文をもっと
(17作品)
見る
しつそ
(逆引き)
ローウッドの生徒はどうしてあんなに靜かで
質素
(
しつそ
)
なのでせう。髮を耳の後へ
梳
(
す
)
き上げて、長い前掛をして、
麻布
(
あさぬの
)
のポケットのついた着物を
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
質素(しつそ)の例文をもっと
(9作品)
見る
しっそ
(逆引き)
こんな
苦
(
くる
)
しい
道中
(
どうちゅう
)
のことでございますから、
御服装
(
おみなり
)
などもそれはそれは
質素
(
しっそ
)
なもので、
足
(
あし
)
には
藁沓
(
わらぐつ
)
、
身
(
み
)
には
筒袖
(
つつそで
)
、さして
男子
(
だんし
)
の
旅装束
(
たびしょうぞく
)
と
相違
(
そうい
)
していないのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
質素(しっそ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ぢみ
(逆引き)
伯父さま喜んで下され、勤めにくゝも御座んせぬ、此巾着も半襟もみな頂き物、襟は
質素
(
ぢみ
)
なれば伯母さま懸けて下され、巾着は少し
形
(
なり
)
を換へて三之助がお辨當の袋に丁度宜いやら
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
質素(ぢみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しそ
(逆引き)
この様を場内の
旅客
(
りよかく
)
が珍らしさうに立つて見て居る中に、
桃割
(
もヽわれ
)
に結つて
花車
(
きやしや
)
ななよ/\とした
身体
(
からだ
)
を
伴
(
つ
)
れの二十四五の
質素
(
しそ
)
な風をした束髪の女の
身体
(
からだ
)
にもたれるやうにして
御門主
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
質素(しそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひっそり
(逆引き)
「それは毛頭間違いない。
質素
(
ひっそり
)
とした暮し向きでもわかる」
狂歌師赤猪口兵衛:博多名物非人探偵
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
質素(ひっそり)の例文をもっと
(1作品)
見る
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
“質”で始まる語句
質
質問
質子
質朴
質屋
質入
質物
質樸
質店
質実
検索の候補
御質素
素質
窒素質
“質素”のふりがなが多い著者
橘外男
樋口一葉
三上於菟吉
与謝野寛
壺井栄
徳田秋声
泉鏡太郎
薄田泣菫
島崎藤村
与謝野晶子