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滯
読み方 | 割合 |
とゞこほ | 54.5% |
とゞこ | 9.1% |
とどこほ | 9.1% |
とゞこほり | 9.1% |
とゞま | 4.5% |
たい | 4.5% |
とどこ | 4.5% |
とゞこふ | 4.5% |
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箆棒、
家賃でも
滯つた
日にや、
俺れ
辨償はなくつちや
成りやすめえし、それこさあ
俺らが
身上なんざ
潰れても
間にやえやしねえ、
厭だにもなんにも
そこ/\に
暇乞して我家に立歸りしに女房お梅は
出迎へ御持參の
金子滯ほりなく文右衞門
殿請取れしや
如何にと云ふに長八
首を
少時して彼はやつと心を靜めた。もう試驗は
疾くに濟んでゐる。畫の試驗などの
滯つて居るものはない。
笹の
雪の
前を
通返して、
此の
微醉の
心持。
八杯と
腹に
積つた
其の
笹の
雪も、
颯と
溶けて、
胸に
聊かの
滯もない。
わが友はこの福島町なる
奇應丸の
本舖高瀬なにがしの家に
滯れりと聞くに、町に
入るや
否、とある家に就きて
先その家の所在を尋ねしに、
朴訥なる一人の
老爺わざ/\奧より店先まで出で來りて
〔譯〕心を
靈と爲す。其の
條理の
情識に
動く、之を
欲と謂ふ。欲に
公私有り、情識の條理に通ずるを公と爲す。條理の情識に
滯るを私と爲す。自ら其の
通と
滯とを
辨ずるは、即ち心の
靈なり。
十一文づゝ二年
半餘りも
滯らば
大抵三十文
計りの
引負となるべし。
閏月は
即ちこの三十文の
引負を一月にまとめて
拂ふことゝ
知るべし。