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とゞこ
ふりがな文庫
“とゞこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
滯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滯
(逆引き)
そこ/\に
暇乞
(
いとまごひ
)
して我家に立歸りしに女房お梅は
出迎
(
いでむか
)
へ御持參の
金子
(
きんす
)
滯
(
とゞこ
)
ほりなく文右衞門
殿
(
どの
)
請取
(
うけとら
)
れしや
如何
(
いか
)
にと云ふに長八
首
(
かうべ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
消化
(
こな
)
れない
堅
(
かた
)
い
團子
(
だんご
)
が
胃
(
ゐ
)
に
滯
(
とゞこ
)
うつてゐる
樣
(
やう
)
な
不安
(
ふあん
)
な
胸
(
むね
)
を
抱
(
いだ
)
いて、わが
室
(
へや
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た。さうして
又
(
また
)
線香
(
せんかう
)
を
焚
(
た
)
いて
坐
(
す
)
はり
出
(
だ
)
した。
其癖
(
そのくせ
)
夕方
(
ゆふがた
)
迄
(
まで
)
は
坐
(
すわ
)
り
續
(
つゞ
)
けられなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
何程にて其
滯
(
とゞこ
)
ほりなく九助に渡せしやと問に藤八は然ばにて候其金高は百八十兩にて其
翌日九助が親類なりとて周藏
(
しうざう
)
喜平
(
きへい
)
次と申者兩人彼の
曼陀羅
(
まんだら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
扨
(
さて
)
又徳太郎君には道中も
滯
(
とゞこ
)
ほりなく同年
霜月
(
しもつき
)
加納將監
御供
(
おんとも
)
にて江戸麹町
紀州家
(
きしうけ
)
上屋敷へ
到着
(
たうちやく
)
と相成り夫より左京太夫殿
家督相續
(
かとくさうぞく
)
萬端
(
ばんたん
)
首尾
(
しゆび
)
よく相濟せられたり。
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(2作品)
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