“霜月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しもつき95.8%
シモツキ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、三ねんまへ、……ちがひます。なれども、おな霜月しもつきさり、ちやうおないま時刻じこくわれらにもお前樣まへさまおなことがありました。……
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
御預け申て段々御勘定ごかんぢやう致さんと申に隱居は是をきゝ偖々こまつ事哉ことかな先月なれば早速用立申さんに當月は霜月しもつきゆゑ何分なにぶん貸難かしがたく氣の毒なりと申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此山人が里へ下りて来る年の暮は、古くは霜月シモツキでした。三河に残つてゐる花祭りも、今は正月に行ふ所が多く、所によつては十二月にも行ひますが、元はやはり霜月の行事でした。