“消化”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こな70.4%
こなれ14.8%
しょうか7.4%
せうくわ7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和郎さんは消化こなすのが役、私は絞るのが役だから和郎さんの方でよく食物しょくもつを消化してくれれば私だって絞る仕事も楽だけれども
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
そして出来る事なら天国へく折にも、こんな消化こなれのいい物を食つて、こんな軽いくつ穿いてゐたいと思つた。
其れが世田ヶ谷騎兵聯隊から持って来た新しい馬糞で、官馬の事だから馬が食ってまだよく消化しょうかしない燕麦えんばくが多量にまじって居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
第三 さけちや菓子かしるゐ食時しよくじせつ少々せう/\もちゐて飮食いんしよく消化せうくわたすくるはがいなしといへども、その時限じげんほか退屈たいくつときもちゆとうがいあること
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)