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正妻
ふりがな文庫
“正妻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいさい
75.0%
むかひめ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいさい
(逆引き)
武士道
(
ぶしどう
)
と言えば、女は
眼中
(
がんちゅう
)
にないような風に言われながら、
正妻
(
せいさい
)
となるとなかなか格式を与えて十分な権利を主張せしめている。
女性崇拝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
その
頃
(
ころ
)
半年
(
はんとし
)
あまり
足繁
(
あししげ
)
く
通
(
かよ
)
つてくるお
客
(
きやく
)
の
中
(
なか
)
で、
電話
(
でんわ
)
の
周旋屋
(
しうせんや
)
をしてゐる
田中
(
たなか
)
と
云
(
い
)
ふ
男
(
をとこ
)
が、
行末
(
ゆくすゑ
)
は
表向
(
おもてむ
)
き
正妻
(
せいさい
)
にすると
云
(
い
)
ふはなしに、
初
(
はじ
)
めはその
男
(
をとこ
)
のアパートに
行
(
ゆ
)
き
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
正妻(せいさい)の例文をもっと
(3作品)
見る
むかひめ
(逆引き)
これで見ると、真淵は四人説で、人麿が妻の死を慟んだ時のは一人は
妾
(
おもひめ
)
、一人は
正妻
(
むかひめ
)
と考へてゐる。この二人は死んだ。
人麿の妻
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
正妻(むかひめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
妻
常用漢字
小5
部首:⼥
8画
“正”で始まる語句
正
正午
正直
正面
正月
正気
正体
正鵠
正宗
正行
“正妻”のふりがなが多い著者
永井壮吉
林不忘
斎藤茂吉
岡本かの子
永井荷風