“正宗”の読み方と例文
読み方割合
まさむね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
咽喉のどしめしておいてから……」と、山西は一口飲んで、隣の食卓テーブル正宗まさむねびんを二三本並べているひげの黒い男を気にしながら
水魔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
ところが如何いかに威張っても、正宗まさむねの剣も、鎮西八郎ちんぜいはちろう本間孫四郎ほんままごしろうの様な遠矢とおやも大砲の前にはつまらぬ。親船で軍艦には向えぬ。
吾人の文明運動 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
困って居ると友達が酒飲みに行かんかというから、直に一処いっしょに飛び出した。いつも行く神保町の洋酒屋へ往って、ラッキョをさかな正宗まさむねを飲んだ。
(新字新仮名) / 正岡子規(著)