“黄緑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きみどり33.3%
こうりょく33.3%
くわうりよく11.1%
こうりよく11.1%
わうりよく11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明るい黄緑きみどりの花を垂れた柳並木を通して、電車通の向側へ渡って行く二人の女連の姿が見えた……その一人が彼女らしかった……
刺繍 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しかも明るくひろくうち開けた上流の空の、連峰と翠巒すいらん濛々もうもうたる田園の黄緑こうりょく、人家、煙。霧、霧、霧。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
黄緑くわうりよくの Passion を燃えたたせ、顫はす
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
またははじめから淡緑たんりよくや、黄緑こうりよくいろのものがおほいのですが、その若葉わかばいろも、その樹木じゆもく種類しゆるいによつて、それ/″\ことなるものとなければなりません。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
つた黄緑わうりよくの若葉と
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)