“黄昏時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たそがれどき98.0%
たそがれとき2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八橋楼の亭主得右衛門は、黄昏時たそがれどきの混雑に紛れ込みたる怪しき婦人を、一室ひとまの内にやすませおき、心を静めさせんため、傍へは人を近附けず。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
やや遠いみちを来るうちに雪も少し降り出してえんな気のする黄昏時たそがれどきであった。笛などもおもしろく吹き立ててはいって行った。
源氏物語:44 匂宮 (新字新仮名) / 紫式部(著)
黄昏時たそがれときを四五分すぎたあと
古街 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)