“鵙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もず97.4%
もづ2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は秋になると、鋭いくちばしをもったもずがやって来て、自分たちを生捕りにして、樹の枝にはりつけにするのを何よりも恐れていました。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
其時そのときくつひてだいをやらざりしかば、れが借金しやくきんになりてもずあたまがらず
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その日も、何の行動も起さず、ここの林に駐屯していたので、焚火の煙の立ちのぼる空に、もずひよの啼くのも静かであった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その肉声のなかにはもずのような啼き工合や、いきなり頬を舐め廻されるような甘い気持や、また、いきなり痒いところをなお痒くえぐるような毒々しさをもっていた。
幻影の都市 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
ときふゆはじめにして、ゑんじゆもずほしさけんであられぶ。
五月より (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そはもづの子のたはぶれて
枯草 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)