“馬籠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まごめ94.7%
うまかご5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三十七ねんぐわつ十四幻翁げんおう望生ぼうせい二人ふたりとも馬籠まごめき、茶店ちやみせ荷物にもつ着物きものあづけてき、息子むすこ人夫にんぷたのんで、遺跡ゐせきむかつた。
馬籠まごめは木曾十一宿の一つで、この長い谿谷の尽きたところにある。西よりする木曾路の最初の入り口にあたる。そこは美濃境みのざかいにも近い。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
えゝ、いしせてあるおうち屋根やねから、竹藪たけやぶまでえます。馬籠うまかごむらが一えます。荒町あらまち鎭守ちんじゆもりまでえます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)