“遺跡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゐせき47.6%
あと28.6%
いせき19.0%
あとめ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太古(たいこ)遺跡(ゐせき)の發掘(はつくつ)に、初(はじ)めて余(よ)が手(て)を下(くだ)したのは、武藏(むさし)の權現臺(ごんげんだい)である。それは余(よ)の品川(しながは)の宅(たく)から極(きは)めて近(ちか)い、荏原郡(えばらぐん)大井(おほゐ)の小字(こあざ)の事(こと)。
そうして昔の母屋を取払った遺跡(あと)が広い麦打場になっている下の段の肥料小舎(ごや)の前まで来ると、三人が向い合って立停って、小声で打合せを始めた。
巡査辞職 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
世良親王の河端(かわばた)ノ宮の遺跡(いせき)に植え出したさくらがいつか花時には大堰川(おおいがわ)の水も小紋にして見せるほどな名所となって来た始まりであるという。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜になると、そのおれのはいった鎧櫃が、道場の正面へかつぎ出されて、その前で遺跡(あとめ)相続のかためが始まったのだ。道場のあるじに直ろうとしているのは言うまでもなく峰丹波
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)