“品川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しながわ65.1%
しながは34.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴嬢きみにこのふみを写して送らん要あらず、ただ二郎は今朝夜明けぬ先に品川しながわなる船に乗り込みて直ちに出帆せりといわば足りなん。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
内実はくまでも鎖攘主義さじょうしゅぎにして、ひたすら外人をとおざけんとしたるその一例をいえば、品川しながわ無益むえき砲台ほうだいなどきずきたるその上に
太古たいこ遺跡ゐせき發掘はつくつに、はじめてくだしたのは、武藏むさし權現臺ごんげんだいである。それは品川しながはたくからきはめてちかい、荏原郡えばらぐん大井おほゐ小字こあざこと
といふと人事ひとごとのやうに聞えるが、サア・オルコツクの住んでゐた品川しながは東禅寺とうぜんじにも浪士が斬り込んで、何人かの死傷を生じた事件もある。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)