“露顯”のいろいろな読み方と例文
新字:露顕
読み方割合
ろけん75.0%
あら8.3%
あらは8.3%
あらはれ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさか惡事露顯ろけんとも知らず、ノコノコやつて來た清次郎を平次とガラツ八と二人で取つて押へるのに、どんなに骨を折つた事でせう。
署長しよちやう顏付かほつきべつつたとかおもつて、んでもれはまち重大ぢゆうだい犯罪はんざい露顯あらはれたのでれを至急しきふ報告はうこくするのであらうなどとめて、しきりにれがになつてならぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
で、のものどものつたはうは、ぐるみ地壓ぢおさへのくひ露顯あらはに、どろくづれた切立きりたてで、うへには樹立こだち參差すく/\ほねつなぐ。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
以て大津屋方へ無心むしんに參り候所より段右衞門も又をつと三五郎はかれ舊惡きうあくを存じ候故後日に露顯あらはれん事を恐れ殺し候儀と思はれ候されば甚だにつく仕方しかたなりと重四郎の段右衞門が惡事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)