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杭
ふりがな文庫
“杭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くい
65.5%
くひ
15.8%
ぐい
12.1%
ぐひ
4.2%
あらが
0.6%
くぎ
0.6%
くひせ
0.6%
こう
0.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くい
(逆引き)
いや、
一旦
(
いったん
)
はもう
杭
(
くい
)
を打つたんですが、近所が去年焼けたもんですから、又なんだかごた
付
(
つ
)
いて……。一体どうなるんでせうかねえ。
赤い杭
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
杭(くい)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くひ
(逆引き)
この木造の大
槌
(
づち
)
は建築か
杭
(
くひ
)
打ちでもなければ滅多に使ふものでなく、少し泥などの附いたまゝ、納戸にあるのは、甚しい不調和です。
銭形平次捕物控:215 妾の貞操
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
杭(くひ)の例文をもっと
(26作品)
見る
ぐい
(逆引き)
すると、
恰
(
あたか
)
も焼け
杭
(
ぐい
)
に火のついたように、失恋の悲しみは、僕の体内で猛然として燃え出した。いわば、僕は失恋の絶頂に達したのである。
恋愛曲線
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
杭(ぐい)の例文をもっと
(20作品)
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▼ すべて表示
ぐひ
(逆引き)
その噂の種を封じるつもりで、幸ひ神奈川在から來て居る親なしの女中が急死したのを、お玉の身代りに百本
杭
(
ぐひ
)
へ投り込んだ。
銭形平次捕物控:160 二つの刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
杭(ぐひ)の例文をもっと
(7作品)
見る
あらが
(逆引き)
それでも權助は、強ひて
杭
(
あらが
)
ふ樣子もなく、一度に
溜飮
(
りういん
)
を下げるとニヤリと人の好いも笑ひを殘して、元の座へ立ち去りました。平次はその後から娘を助けて跟いて行き乍ら
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
杭(あらが)の例文をもっと
(1作品)
見る
くぎ
(逆引き)
それが今では
杭
(
くぎ
)
ん棒一本手に入れるのも容易ではなくなった。
夏蚕時
(新字旧仮名)
/
金田千鶴
(著)
杭(くぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くひせ
(逆引き)
朝霧や
杭
(
くひせ
)
打つ音丁々たり
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
杭(くひせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
こう
(逆引き)
宋
(
そう
)
の
理宗
(
りそう
)
皇帝のとき、
浙江
(
せっこう
)
の
潮
(
うしお
)
があふれて
杭
(
こう
)
州の都をおかし、水はひさしく
退
(
ひ
)
かないので、朝野の人びとも不安を感じた。
中国怪奇小説集:12 続夷堅志・其他(金・元)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
杭(こう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“杭”の意味
《名詞》
(くい)地面に打ち込んで支柱・目印にする棒。
(くい、くいぜ)切り株。
(出典:Wiktionary)
“杭”の解説
杭(杙、くい、en: pile)は、建築物の固定や目印のために地中に打ち込む棒状のものである。古くは木製であったが、現代では条件によって金属製やプラスチック製のものを用いることもある。
杭を埋設することを杭打ち、その機械を杭打ち機という。
(出典:Wikipedia)
杭
漢検準1級
部首:⽊
8画
“杭”を含む語句
棒杭
橋杭
杭州
木杭
杭打
乱杭
百本杭
焼棒杭
立杭
標杭
杭瀬
剃杭
乱杭歯
焼木杭
浪除杭
余杭
亂杭
石杭
榜杭
地杭
...
“杭”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花
南方熊楠
中里介山
林不忘
エドガー・アラン・ポー
倉田百三
作者不詳
小栗虫太郎
野村胡堂