トップ
>
乱杭
ふりがな文庫
“乱杭”のいろいろな読み方と例文
旧字:
亂杭
読み方
割合
らんぐい
88.2%
らんぐひ
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんぐい
(逆引き)
きたない
乱杭
(
らんぐい
)
歯だったのにと俺は俺の眼を疑った。色白の、むくんだような顔も、かつてのアビルと同一人物とは思えぬ変りようだ。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
どうでえ、
手前
(
てめえ
)
できのいい女郎に、子供を生ませて——とこう眺めていると、鼻は
獅子
(
しし
)
鼻、歯は
乱杭
(
らんぐい
)
、親の因果が、子に報いって
面
(
つら
)
だなあ
大岡越前の独立
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
乱杭(らんぐい)の例文をもっと
(15作品)
見る
らんぐひ
(逆引き)
その代り
乱杭
(
らんぐひ
)
を二三十本打ちこみましたがね、昼になってその崩れた
工合
(
ぐあひ
)
を見ましたらまるでまん中から裂けたやうなあんばいだったのです。
化物丁場
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「百本杭」もその名の示す通り、
河岸
(
かし
)
に近い水の中に何本も立つてゐた
乱杭
(
らんぐひ
)
である。昔の芝居は
殺
(
ころ
)
し
場
(
ば
)
などに
多田
(
ただ
)
の
薬師
(
やくし
)
の
石切場
(
いしきりば
)
と一しよに度々この人通りの少ない「百本杭」の
河岸
(
かし
)
を使つてゐた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
乱杭(らんぐひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“乱杭(パンジ・スティック)”の解説
パンジ・スティック(en: Punji stick)またはパンジ・ステーク(en: Punji stake)は、先端を尖らせた竹や木の断片で、簡易なブービートラップや障害物として用いられる。日本でも似たように木などで作られたものが弥生時代や江戸時代に使われ、乱杭、乱杙(らんぐい)と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
杭
漢検準1級
部首:⽊
8画
“乱杭”の関連語
乱杙
“乱杭”で始まる語句
乱杭歯
乱杭石
乱杭際
乱杭逆茂木
乱杭逆茂木幔幕
検索の候補
乱杭歯
乱杭石
乱杭際
乱杭逆茂木
乱杭逆茂木幔幕
“乱杭”のふりがなが多い著者
火野葦平
高見順
作者不詳
直木三十五
中里介山
幸田露伴
吉川英治
泉鏡花
夏目漱石
芥川竜之介