“連中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れんじゅう42.7%
れんぢう15.9%
れんぢゆう12.2%
れんちゅう8.5%
れんちゆう3.7%
てあい3.7%
れんちう2.4%
てあひ2.4%
なかま1.2%
みんな1.2%
もの1.2%
やつ1.2%
やつら1.2%
れんじゆう1.2%
れんちゆふ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
助(す)けて働く面々も、すぐり抜きたる連中(れんじゅう)が腕に縒(より)否襷(たすき)を懸けて、車輪になりて立廻るは、ここ二番目の世話舞台、三階総出(そうで)大出来なり。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
皆(みんな)血走(ちはし)ツてゐるか、困憊(つかれ)きツた連中(れんぢう)ばかりで、忍諸(まご/″\)してゐたら腮(あご)が干(ひ)上がらうといふもんだから、各自(てん/″\)に油斷(ゆだん)も何もありやしない。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
未(ま)だ東京で三年前に買つた儘(まゝ)のを被(かぶ)つて居る僕の帽も此(この)連中(れんぢゆう)の垢(あか)染(じ)みた鳥打帽や亀(ひゞ)裂(わ)れた山高帽(やまだかばう)に比べれば謙遜する必要は無かつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
「バカなまねをするんじゃないよ。あの連中(れんちゅう)は、いまにおなかがすいたり、寒(さむ)くてこごえたりするにきまってるんだから。」
併(しか)し一時の腰掛に斯(か)う云ふ興行をして居る連中(れんちゆう)としては、唯(たゞ)通りすがりに何(ど)んな事をしてなりとも金儲けさへすれば好いと云ふ様な薄情な態度が無いのは感心だ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
かかる処へ殺気を籠めて、どかどかと寄せて来た、お夏と蔵人とを中に、婆の右左へかけて取巻いたのは土蔵の前に居た連中(てあい)。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
S、H氏(し)も京都(けうと)から来(き)たT氏(し)の連中(れんちう)が、どこかで待(ま)つてゐるといふので、夫人(ふじん)と何(なに)か打合(うちあわ)せをして、少(すこ)し前(まえ)に帰(かえ)つて行(い)つた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
最(も)つと馬鹿な奴はカーボンやプラチナ板に撮した自分の写真を恭(うやう)やしく送つて来る奴もある。イヤハヤお咄しにならんが、旦那は這般(こん)な連中(てあひ)を寛大(おほめ)に見て在らツしやるんだ。
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
『僕は、那(ああ)した男が大好(だいすき)ですよ。僕の知つてる美術家連中(なかま)も少くないが、吉野みたいな気持の好い、有望な男は居ませんよ……。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
とうとう絶対の禁酒状態に陥ってしまったので、そんな事を知らない連中(みんな)を、かなり不思議がらせたらしい。
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)
何(ど)うも甚(はなは)だ癪(しやく)に障(さは)ると、家内中(うちぢう)の連中(もの)がこぼすんです。
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
もともと神秘だのと云ふ連中(やつ)は、例の八ツ当りも出来ぬ弱虫ぢやで
星とピエロ (新字旧仮名) / 中原中也(著)
しかし家(うち)の連中(やつら)は女子供ばかりだから屹度(きっと)気が着(つ)かぬに相違ない。お前に頼むから『木』の字を『本』に直してくれ
□本居士 (新字新仮名) / 本田親二(著)
それで近日当選祝があつて、それが済次第(すみしだい)別に慰労会と云ふやうな名で、格別尽力した連中(れんじゆう)を招待するんだ。その席へは令夫人携帯といふ訳なんだから、是非お前も出なければならん。驚くよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
『義母(おつかさん)今(いま)の連中(れんちゆふ)は何者(なにもの)でしよう。』
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)