“追々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おいおい74.7%
おひ/\14.3%
おい/\8.8%
おひおひ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
関東の地震はほぼ周期的に起こるものであって、追々おいおいその時期が近づきつつあるとの学説を伝え聞いたのは、もう十年ほども前であった。
地異印象記 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
これからたくかへつて支度したくをしてうち長家ながやの者も追々おひ/\くやみにる、差配人さはいにん葬式さうしき施主せしゆ出来できたのでおほきに喜び提灯ちやうちんけてやつてまゐ
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
エヽ商法しやうはふ様々さま/″\ありまするが、文明開化ぶんめいかいくわなかになつて以来いらいなんでも新発明しんはつめい新発明しんはつめいといふので追々おい/\この新商法しんしやうはふといふものが流行をいたしまする。
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
御前様おんまへさまには追々おひおひあつさに向ひ候へば、いつも夏まけにて御悩み被成候事なされさふらふこととて、此頃このごろ如何いか御暮おんくら被遊候あそばされさふらふやと、一入ひとしほ御案おんあん申上参まをしあげまゐらせ候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)