“諸聲”の読み方と例文
新字:諸声
読み方割合
もろごゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
易(やす)く消光(おくら)す可し是にて一件落着(らくちやく)したりと述給ふ程に小役人は落着(らくちやく)一同立ませいと諸聲(もろごゑ)合(あは)して言にける實に曇(くも)りなき裁判(さいばん)は人を損せず理を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
夫(そ)れよと即坐(そくざ)に鋏(はさみ)を借(か)りて女子(おなご)づれは切拔(きりぬ)きにかゝる、男(をとこ)は三五郎(らう)を中(なか)に仁和賀(にわか)のさらひ、北廓(ほくくわく)全盛(ぜんせい)見(み)わたせば、軒(のき)は提燈(ちようちん)電氣燈(でんきとう)、いつも賑(にぎは)ふ五丁(てう)町(まち)、と諸聲(もろごゑ)をかしくはやし立(た)つるに
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
我目に見ゆるは、唯だ頭上の青空のみ。忽ち我等がめぐりに、人々の諸聲(もろごゑ)に叫ぶを聞きつ。我等は彼方へおし遣られ、又此方へおし戻されき。こは一二頭の仗馬(ぢやうめ)の物に怯(お)ぢて駈け出したるなり。