“西”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にし89.0%
せい2.9%
ウエスト1.7%
スペイン0.6%
ニシ0.6%
うしろ0.6%
さ0.6%
さい0.6%
にしの0.6%
ウェスト0.6%
ニツ0.6%
南0.6%
木辻0.6%
西郷0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この金貨(きんか)は、西(にし)の国(くに)の金貨(きんか)だ。この金貨(きんか)は、東(ひがし)の国(くに)の金貨(きんか)だ。この銀貨(ぎんか)は、重(おも)い。しかしこちらの銀貨(ぎんか)のほうは、もっと目方(めかた)がある。
汽船の中の父と子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
長崎の南画家木下逸雲は、支那人から西(せい)湖の蓮を一株もらつて、大事にかけて養つてゐたが、やつと花が咲くと、土を掘つて鉢ごと花を埋めてしまつた。
西(ウエスト)の人たちは、ロンドンに、自分たちとまったく外見まで違うイギリス人の大群がいることを、至極当然としているらしかった。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
大会へ招待されたのは、当の仏国(ふつこく)のほかに、英(えい)、独(どく)、露(ろ)、伊(い)、西(スペイン)、日(にち)の六ヵ国でした。
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
瀬尻平山橋、それから架設中の大和橋、渡船で、大井橋、そして西(ニシ)ノ渡(ド)(三味線が鳴りラヂオが叫ぶ!)。
旅日記:03 昭和十四年 (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
それから的を見透すというと、これは大(さす)、これは小(おちる)、これは東(まえ)、これは西(うしろ)ということが明瞭(はっきり)とわかるのでござる
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
西(さ)イ風々(ふうふう)
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東(とう)は修羅(しゅら)、西(さい)は都に近ければ横川(よかわ)の奥ぞ住みよかりけると云う歌がある通り、横川が一番淋(さび)しい、学問でもするに好い所となっている。——今話した相輪橖(そうりんとう)から五十丁も這入(はい)らなければ行かれない
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ここにおいて我が第二回目の国書には「東(ひがしの)天皇敬(つつし)みて西(にしの)皇帝に白す」
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
それからあとは容易です。長方形の片隅の矢印をした符号は、石段の角を示します。S、S、Eは磁石の南々東(サウスサウスイースト)です。31は無論三十一尺、逆の丁字形は直角です。W—15は西(ウェスト)へ十五尺です。
琥珀のパイプ (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
願泉寺門徒の、石山合戦に働いたことは、人馬(ニンマ)講と言ふ願泉寺檀徒の講衆が「西(ニツ)さん」の法会に京へ上ると、他の国々の講衆の一番上席に据ゑられるのでも、証拠だてることが出来ると誇つてゐる。
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その法王の御殿へ入る入口の門は東西(南)の隅に南向きに建てられて居る。其門(それ)に対し十五、六間隔てて大きな家があります。その家の後の方に馬を導いて行ってしまった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
是ヨリ先キ廿九日両氏ヲ問、時ニ西(西郷)曰(いわく)
坂本竜馬手帳摘要 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)